歯軋り
2021年04月13日
荻窪駅前デンタルオフィス院長の鎌田です。
未だ終息しないコロナウィルス感染による対策や制限へのストレスだけでなく仕事、家事、育児、通勤 など皆様多くの方々が何かしらのストレスを感じて生活されておられると思います。
人間を含めて多くの動物は歯軋り(食いしばりも含む)をストレス下では行うようです。
以前、医科歯科大学の研究では現代人の90%以上の方が少なからずとも歯軋りを行っているというを読んだことがあります。自然に備わったストレスに対する反応なのでしょう。
歯軋りが原因で何かしらの症状が出るようならば対処が必要となります。
歯科では骨が吸収し歯が揺れてきたり、顎が痛くなったり知覚過敏が生じたり痛くて噛めない歯が出てきたりします。また頭痛、肩こりの一つの原因とも言われています。
対処法としてはまずはマウスピースで歯や関節、筋肉などを守る事が第一選択になるかと思いますが当院では症状が強い方には咬筋に対するボツリヌス治療も行っております。ダウンタイムもなくすぐお帰りいただけます。
施術直後から効果を感じる場合がございますが基本的には数ヶ月かけて効果を感じていきます。特に強い方は半年後にまた施術されることをお勧めいたします。
*私はボトックス及びヒアルロン酸注射の講習で認定を受けております。その際に果たしてボトックス、ヒアルロン酸治療は歯科医師が施術して良いのかと疑問がございましたが歯科は首から上は治療可能な範疇という事でした。